田島享央己氏初のNFTがFAT Collectionから2023年2月16日を皮切りに順次販売開始されます。 今回NFTプロジェクトがどのようなものなのか、その全貌をレポートします。
5代続く仏師に連なる彫刻一家の出身である田島享央己。大型作品はほぼ等身大に近いリアルな女性像ですが、小品においては一転、ポップでコミカルな動物像を制作。近年では彫刻だけでなく絵画領域にフィールドを広げています。
アウトローな気質をそなえた唯一無二のユーモアセンス、ペシミスティックな題材をアチャラカに表現する高度なセンスが高い評価を得ており、著名人にもファンが多数。そんな田島氏の立体作品が、この度初めてNFT化することが決定しました。
田島の人気に火をつけた、ニュートラルな立ち姿で観る者に様々な想像力を掻き立てる2頭身の立体作品はどのような形でNFT化するのでしょうか？
2020年にはNYで個展を開催しアジアでも多数のコレクターがいる田島のNFTでの作品発表は、日本国内のみならず、海外でも大きな反響が予想されます。
今回のプロジェクトでは、作品をさまざまな角度から撮影し、画像を解析・統合するフォトグラメトリーと呼ばれる技術で田島氏の立体作品を3DCG化。高精細な3DCGは作品の細部まで克明に再現し、田島氏独自の色彩と質感を映し出しています。
さらに今回は、作品の一部を動かし、デジタルデータとして販売。魅力的なキャラクターたちが動く姿は必見です！
ダウンロードした動画はPCやスマートフォン、デジタルフォトフレームなどお持ちのディスプレイに表示させることができ、ご自宅やオフィスで気軽に鑑賞できます。
思わず肩の力が抜けてクスッと笑ってしまう、田島氏の世界観をより多くの方に感じていただけるNFTプロジェクトといえます。
【子連れイカ】
2023年２月16日 10：00販売スタート
【イカピエタ / 牛乳を注ぐクマ / 送りバントをするウサギ】
2023年３月1日 17：00販売スタート
田島氏の実物作品とデジタル作品を見ることができる展示会は下記の日程で開催されます！
【D-art,ART 大丸東京店】
巨大な新作作品「子連れイカ」をハイブリット展示します！
日 程：令和５年2 月16 日（木）〜21日（火）
会 場：大丸東京店 11階催事場（東京都千代田区丸の内1-9-1）
開催時間：10:00〜20:00（最終日17:00閉場）
WEB：https://dmdepart.jp/d-artart/
観覧料：無料
【Future Art Tokyo, TOSHIMA】
「イカピエタ」「牛乳を注ぐクマ」「送りバントをするウサギ」の実物作品とデジタル作品のハイブリッド展示に加え、立体作品シリーズをアニメーション化し、“Hareza池袋”の大型窓面に投影するという新たな試みも行います。
日 程：令和5年 3月1 日（水）〜8日（水）
会 場：Hareza池袋 パークプラザ（東京都豊島区東池袋1丁目19−1）
WEB：https://futurearttokyotoshima.fat-collection.com
トークショー配信：https://www.youtube.com/watch?v=eMzdtRbUnBc
観覧料：無料
【ART FAIR TOKYO2023】
gallery UG ブースで新作を含むリアル作品を多数出品。また、FAT Collectionブースでは「子連れイカ」のNFTを展示します。
日 程：令和5年 3月10 日（金）〜12日（日）
会 場：国際フォーラムホールE（東京都千代田区丸の内３丁目５−１）
チケット情報：https://artfairtokyo.com/ticket
FAT Collection ：https://fat-collection.com/
FAT Collection公式Instagram： https://www.instagram.com/fat_._collection/
gallery UG ：https://gallery-ug.com/
D-art,ART 大丸東京店：https://dmdepart.jp/d-artart/
Future Art Tokyo, TOSHIMA : https://futurearttokyotoshima.fat-collection.com
アートフェア東京：https://artfairtokyo.com/
gallery UG 専属
2000年 愛知県立芸術大学美術学部彫刻科卒業
アウトローな気質をそなえ、彫刻だけでなく絵画領域にフィールドを広げ、幅広く活動している。2頭身の立体作品は、ニュートラルな立ち姿で観る者に様々な想像力を掻き立て、人気に火をつけた。また、木彫作品からも伺える色彩感覚と空間構成のセンスが平面にも発揮されている。シンプルに且つ大胆に構成され、隣り合った色と色の関係性が際立った背景の中に描かれたキャラクターは何とも不思議な表情や動きで描かれている。
2020年にはNYで個展が開催されるなど、日本に留まらず、海外でも人気も上昇。2022年は、世の風潮に逆らうように制作し続けたロック魂がスパークし、自身の半生をコミカルに描いた初のリトグラフ作品「LIFE」シリーズを発表する。ペシミスティックな題材をアチャラカに表現する高度なセンスが高い評価を得ており、田島革命が実を結びつつある。2023年3月にはアートフェア東京にソロで発表することが決定している。
著書：「シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室」河出書房新社
